江戸町85番だより第39回(2020年2月放送分)

原:今日は2月のお話ということで2月のお話の前に今日はゲストがお一人お越しいただきます。

ジャッキー:そうですね。余計にこの人がいてくれた方がいいのかなということで盛り上がりますね。やい姉が参加してくれております。一般市民代表として。

原:いつもありがとうございます。

やい姉:ありがとうございます。やい姉です。一般市民代表のやい姉でございます。何の代表か分からない。

ジャッキー:僕らどうしても専門家同士になるので。

やい姉:そうなんですよ2人ともいろんなこと詳しすぎて。

ジャッキー:難しいとこだけで話しちゃうからこう素朴な疑問をちょっとね。

ジャッキー:原先生の方から今日のテーマを少し話していただいて、疑問があればどんどんやい姉にぶった切ってもらおうかなと。

やい姉:ぶった切るの?違う違う低い姿勢です。全然分からないんですけれども、教えてたもれみたいな感じですよね。

原:教えてやい姉でお願いします。

やい姉:教えてやい姉。そう教えてやい姉でいきます。

原:ということで今日は時期的に確定申告の時期ですので、過去にも同じようなお話はさせていただいてると思うんですけど、この時期ですから確定申告した方がいい人、確定申告してお得な人ということをお話ししていきたいと思います。よく本とかでも書いてますんでご存じの方もたくさんいますけど、おさらいということも含めまして確定申告したい方がしたらお得になる人っていうのをいくつかお話ししたいと思います。その一つ目が医療費が年間10万円を超えた人ですね。

やい姉:はーい知ってます。

原:よかった。

やい姉:年間10万円。それも個人じゃなくてその世帯。

原:すごいうまいこと掘り下げてくれますよね。

やい姉:その医療費というものの中には交通費も含まれる。

やい姉:違う?

原:必要なやつやったらいいです。タクシー乗ったらとかなんでもいけるってわけじゃないので。

やい姉:じゃあその必要なやつとは何ぞや。

原:足が悪い人が介護タクシー乗ったとか、電車代駐車場代もなんでもいけるとはそうじゃないので。

やい姉:その辺の判断は税務署が行ってくれるんですか。

原:税務署は行わないですよ。

やい姉:誰がするんですか。

原:すごいですよ盛り上げ方がうまいですね。

やい姉:盛り上げ方っていうか一般市民代表なので代表としての立場はしっかりと守ってきますよ。

原:はい、ありがとうございます教えてやい姉。

原:なんでしたっけ。

やい姉:ですからその交通費。

原:誰が認めるか。

やい姉:そうそうそうそう。オッケーアウトっていうのは?

原:日本は一応所得税は自己申告制になってますから、自分でこれはいけるこういうことでいけると思うものを全部控除の対象に入れて申告します。申告した結果税務署の人が一応見ます。

やい姉:一応。

原:一応ですね。ざっと見るとパッと見これはちょっと行き過ぎというか、やり過ぎみたいな明らかにあかんやろみたいな時には中身教えてくださいって状況聞かれて、じゃあそれちょっとダメですねって言われます。

やい姉:ふーん。

原:なので基本自己申告制で大丈夫と思うのが大前提というルールですけども、出してみてあかんって言われたら引っ込めてでもいいと思います。

やい姉:じゃあ先生的には出してみそっていう感じですか。

原:まあそうです大概半分以上大丈夫だと思います。

やい姉:ほうほうほう朗報です。

原:正直医療費控除でこれがダメって言われることはほぼないです。何十万かする補聴器とかそれは一回ダメって言われましたかね。補聴器は治療じゃないですよ、補正っていうか補ってますよって。だからメガネとか補聴器はサブ的効果だから治療じゃないから基本的に使えません。

やい姉:そうなんだわかりました。

原:っていうのがあるので十万円しっかり年間貯めてきた方は世帯全体で結構ですので、集計して確定申告使っていただけたら控除を受けられますのでね、還付が受けられますのでぜひやってみてください。

やい姉:医療費年間十万円以上。

原:あそうそう1個、医療費はそもそも原本を送るっていうのが前提になってたんですけどもね。

やい姉:ああそうですよね。

原:税務署に原本提出するのは今年までです。今回の確定申告までです。

ジャッキー:今年までですか?。

原:今回も別になくてもいいんです。ちゃんとメモというかそれなりのフォームにちゃんと書いてあったら原本なくても通ります。もう税務署もいらないんですよ。こっちから送ると税務署に保管義務が発生するので、税務署に送っていれば邪魔なんでその代わり出さないと、持ってるのは自分ですから自分がちゃんと保管しておかないといけないという義務が発生します。

やい姉:ああ保管の義務がどっちに発生するかっていうことで、本当はその支払った証明みたいなものがないのにフォーマットにびゃーって書いてっていうのはもちろんダメですよね。

原:そうですね。

やい姉:でもなんかそれができてしまうじゃないですか。

ジャッキー:そうそうそう申請の時は。

原:もう電子化に伴って直接添付しなくていいですよね。直接添付しなくていいですよっていうのはすごい増えてます。源泉徴収票もそうですし、保険料控除証明書とかももう色々そうなってますので、今はどっちかというと添付してくれるなーぐらいみんな電子でしてくれっていうような流れになってます。

原:私たちもお客さんにその保管義務があったらきっとなくすやろみたいなのがあるので、もうとにかく税務署に送ってたんですけど、うちは医療費に関しては送る派でした。逆にもう来年から送るなって言われてますんで、それができないんでお客さんにちゃんと保管してもらいますという流れになってますんで。

ジャッキー:なるほどね。そういう申告もそういう傾向にどんどん提出必要としなくなってくるっていうことですね。

原:電子化の流れですね。

やい姉:じゃあ、それでまた質問が出てきちゃった。その保管義務みたいなものがあるじゃないですか。こういう書類は何年とか何ヶ月とかって決まってるじゃないですか。その医療費に関しての書類は?

原:すいません。それ何年かな、会計的な書類は10年なんですけどもね。でもこれ会計の書類じゃないので7年ぐらいかな。7年ぐらいは遡って調べられることがあるので、そういう意味で7年ですかね。それぐらいかと思います。

ジャッキー:なんか7年ルール的なものは昔からありますよね。

やい姉:ありますよね。

原:7年っていうのはその遡って税務署があなたの書類ちょっと見せてください、調べさせてくださいって言える期間が7年なので、7年は持っとかんといけないみたいな感じですかね。

ジャッキー:そのそれが残ってるんだったら保管しておいた方がいいですよね。7年分はね。

原:という流れになってます。また来年もお話するかと思いますけど、そんなふうになってます。では、2つ目は住宅ローン控除ですね。これはもう有名だと思います。今住宅ローンを組んで住宅ローン控除の残高年末残高×1%の税金が返ってくるということなんで、金額的にも非常に大きな買い物と結構大きなものを受けられますので、これは大事ですよね。特に住宅ローンを住んで1年目に関しましては確定申告しないといけませんので、そこは確定申告していただいて2年目からは年末調整で済ませることができますので、これぜひ活用していただきたいと思うんですけど、最近のその利率ですね。住宅ローン控除は年末残高かける1%の税金が返ってきます。実際、最近住宅ローン控除住宅ローンを組んだ方の率はすごい低くて0.35とかで高くても0.7とか8とかっていう利息を払います。

ジャッキー:ローン金利。

原:ともうお分かりですよね。返ってくる率の方が、返ってくる額の方が多いって感じですね。なのでそういう意味でも逆鞘みたいな感じですから、余計手元に税金返ってきますので、ぜひぜひ活用していただけたらと思います。

やい姉:1年目の方、頑張ってください。

原:これでよく聞かれるのは、え、なんでこんだけしか返ってこないのみたいなっていう質問がよくあります。もう多分ジャッキーさん笑ってます。

ジャッキー:なるほどなるほど。

原:そもそもの基本のところですよね。

ジャッキー:そうですね。

原:そうですねこれ分かります?

やい姉:いけてる、いけてます。いけてる市民代表です。

原:そうついこの前も先週も質問ありましたけど、なんでこんだけしか返ってこないんですかっていうお客さんのとこの従業員さんが聞かれたんですけど、そもそもその方残念ながら所得がそんなに高い方ではなかったので事前に払ってる所得税が数万だったわけですよね。それでローンを組んで住宅ローン数字からいくと十何万税金返ってきてもおかしくないんですけど、そもそも払ってる金額が二、三万でしたんで返ってくる金額も二、三万までしか返すお金がないって感じですね。

ジャッキー:そもそもその税金で住宅ローン組んだなあ。よう組んだなあって逆に思えへん?

やい姉:かなりチャレンジャー伸びしろが自分にはいっぱいあると思ってのお考えだと思います。

原:子供さんもいっぱいいるとね、払う税金は少なくなるっていう。

ジャッキー:そもそもの控除も大きかったわけですね。

原:でも子供さんもたくさんいてね、住宅ローンも借りて支出めちゃくちゃ要りますよね。

ジャッキー:ですよね。

原:大変でしょ。

ジャッキー:大変ですよね。そこの心配してまうわ、今の。

やい姉:今の質問ちょっと待ってください。リスナーさん見えてませんけど、今ね二人とも腕組みながら、いやいや大変ですよ。

原:そうなの家計のキャッシュフロー考えるとしんどいやろうなみたいなね。

やい姉:そうです。その辺をアドバイスするのが先生のお仕事ですよね。

ジャッキー:うん、買う前に相談してくれたら。

やい姉:そうですね。やっちゃってからはちょっとつらいものがありますけど。

原:まずそういう方は返ってくる限度とかそういうのがあります。それを気をつけて、あとはさっきのキャッシュフローですよね。生活費その家計におけるキャッシュフローよく考えてローンも組みましょう。

ジャッキー:そうですね、そういうことです。

原:気をつけていただいて。3つ目ですね。中途退社などで年末調整を受けてない人は確定申告した方がいいですね。

ジャッキー:うん。去年途中でどっかの会社を退職したそうですね。

原:退職しちゃって年末時点でどこの会社にも属してなかったとすると、その方は年末調整いわゆる年間所得の精算を受けてないことになります。皆さんが普段される年末調整っていうのは毎月毎月取られてきた税金がそもそもちょっと陽気めに取られてるんですよね。それを12月にちゃんと精算しましょうっていう儀式っていうかイベントが年末調整であって、それをしないで会社辞められた方はその最後の精算ができてないのでそもそもようけ取られたまんまの状態になってますんで、それを返してくれるということですね。確定申告することでそれを返してもらうことができますので。

やい姉:じゃあ年末ぐらいにまた次の会社にもお勤めが始まってますっていう場合は、その次の会社での年末調整で前の会社の分も合わせた額でしてくれるっていうこと?

原:ですね、ありがとうございます。ちゃんとこれ源泉徴収票を次の会社に出すので、また言って、前働いてたこの給料プラス最後に働いてた給料のその総額で年末調整してくれますので、それをやることによって年間の清算ができるということになってます。だから途中で退職しちゃった方はほぼほぼ100パーは言い過ぎかな、じゃないけど状況にもよりますけどほぼほぼ返ってくるはずですのでされた方がいいと思います。あと最後ちょっとだけ面白いのは空き巣とかひったくりとか自然災害とかですね。個人の持っているものご自身の財産とかに被害を受けた人損害を受けた人は雑損控除というもので確定申告をすれば税金がちょっと返ってくる可能性があります。

やい姉:それは被害を受けた代償によって補助額は変わってくるんですか。

原:そうですね。実際は確定申告って数字の話ですので被害額をある程度出さないといけない、痛い目にあったからこれで50万引いてとかというわけにはいかないので。

やい姉:まからんかみたいな話じゃないですか。

原:なのでこういう例えば台風で屋根が飛んだから直すのに200万かかりましたって言うんだったら被害額が200万みたいな感じでいけるんですけど、たまたまお客さんのとこでお家に泥棒が入られて泥棒が入ってあれとこれとこれと盗んでいったなくなったということで雑損控除というお話をさせていただいたんです。何々なくなって何円分ですかみたいなのを言ってください。ということになるんですよね。申告で使おうと思うとそんな分からん多分これとこれとこれなくなってるけどもそれがなんぼやったかなんてそんな数字出されへんっていうわけですね。そうなると数字に乗せられないので控除が使えない。

やい姉:なんとなくでも大きめの数字を言っとけばいいんでしょうか。

原:そうですね。結構その損害に応じて税金安くしてくれるってものなんで、ある程度やっぱりその証拠資料って言いましょうか、税務署の人が見て大変だったねっていうそういうのを見せないといけないことになりますんで。じゃあそういう時どうしたらいいと思います?例えば泥棒に多分このお金とこの財布取られた、ここにあった金庫の中の取られたって言ったらどうしたらいいと思います?。証明しようと思うと。

ジャッキー:被害届。

原:ジャッキーさん。

ジャッキー:違います?

やい姉:正解でしょう、原先生の反応は。

原:早い、そうです。

ジャッキー:なんせ公じゃないですけど第三者的な人に、どんなことでもいいから見積もり出してもらうとかなんかそういうことをすると証明に変えられるんじゃないですか。

原:そうですね、そうなんです。なので警察に言って一応それなりのちょっと騒ぎにはなりますけど、いろいろ手続きめんどくさい手続き取って被害届、被害総額なんぼみたいなのを出せば確定申告で使えます。自分で、いやここ500万入れてたでって言うても誰も信用してくれない。

ジャッキー:OKやったらみんな言うわな俺の金庫にはなんか2000万ぐらい入っててんけどな。

やい姉:言う言う。

原:なのでそもそも泥棒入ってなくても入られたみたいな。

やい姉:何を信じればいいのやら。

原:そんななってくるんでね、ちゃんと警察に行ってそれ届けて手続き踏めば税金を控除することにも使えますので、残念なことが起こった方もそうやって控除できますから。そんな感じでもう一つはあるんですけど、一言だけふるさと納税でいろいろものをいただいた方はまた前もって寄付してもらうといけると思いますんで、確定申告してください。そうするとそれはそれで必ず返ってきます。基本的にはした方がいいですよね。

                                 おわり

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