江戸町85番だより第34回(2019年9月放送分)
原:今日は消費税の話をしたいと思います。
ジャッキー:いよいよ10月からですかね。
原:今日この収録をしているのは、9月の上旬なんですけどもね。一応法律上まだ、本当に10%消費税が引き上げられるかは、確定というとこまではいってないんですけど、世の中がそういう風に色んな準備をしていますので。
ジャッキー:今9月じゃないですか。10月からの話ですよね?
原:そうそう。
ジャッキー:これまだ決まってないんですか?
原:一応まだ決まり切ってないですよ。
ジャッキー:ギリギリになって、まだですよ~みたいなんもあるんですかね?
原:あると思いますよ。
ジャッキー:0%ではない?
原:はい。安倍さんがすごい失態をして自民党が政権を奪われるみたいなことになったら
ジャッキー:それはないな。それはないね(笑)そんな短い期間にそれはないでしょ(笑)
原:まあそうですね(笑)もうそこまで来てますけど、私達的には消費税が新しくなることで、税理士的に職業的に気になるのは複数税率ってのが気になってきます。
ジャッキー:税理士的にというか、それみんな気になる(笑)全然訳分からんじゃないですか(笑)
原:そうそう。
ジャッキー:話題になりますよそれやっぱり。嫁さんとかと喋ってても、友達とかと喋ってても、なんかこれ分かる?とか言われてて、全然分かれへん言ってて(笑)
原:そうそう。今ね、一応食料品とかは軽減です。食料品とあと新聞なってますけど。食料品と新聞は軽減で8%です、その他は10%みたいな
ジャッキー:基本全部が10%に上がるんですよね。全部10%に上がるけど食料品と?
原:そうそう、食料品と定期購読の新聞って風になってますけど、新聞はね、そういう団体の圧力でしょうね(笑)あんまり言えませんけど多分そうだと思います(笑)みんななんで?って思ってますよね。
ジャッキー:なんでって思いますよね(笑)食料品は日常に本当に必要なものだからってことですかね。
原:そうそう、まあ食料品って言ったら食べるものかって思うんですけどね、簡単に言うとレストランとかは食べ物を貰ってますけども、あれは飲食サービスということなんで10%なんですよね。なので、食べるものが全部8%みたいなイメージだとちょっと違ってきますけど、食べる物品を買った時には8%っていう。
ジャッキー:だからスーパー行って、今日の食材買いますって買い物行ったらこれは8%ってことですよね。
原:はい。できたお料理を出してもらう、レストランで食べるとか、これは飲食サービスというこということなんで10%なってます。
ジャッキー:要は食事を提供するお店に行って食べた場合は、サービスを受けたってことですよね。食品やけど、作ってもらって出してもらって食べてるからね。サービスということなんですよね。
原:今のお話で、食べ物以外はもちろん10%なんですよね。
ジャッキー:はい。食べ物以外っていうと、飲食店で食べ物以外?
原:あ、普通に!ペン買っても10%ですし、物品、普通の道具は10%で、基本的に食べ物以外10%という感じですけども、で、ここでジャッキーさん質問です。
ジャッキー:はい。
原:おもちゃ付きお菓子ってありますよね?おまけ付きお菓子
ジャッキーおまけ付きお菓子(笑)またややこしいこと言うな(笑)おまけ付きお菓子?
原:おまけ付きお菓子ってどう思います?
ジャッキー:おもちゃがおまけだから食料品じゃないんですか?食べ物じゃないんですか?
原:昔グリコのキャラメルに上のとこにちっちゃいおまけついてるのありましたね。
ジャッキー:あれはおまけを目的に買ってますけどね(笑)
原:そうですね(笑)
ジャッキー:おまけが欲しくて買ってますけど、ものとしては食べ物を買ってもらうためのおまけじゃないですか。
原:まさにおまけ
ジャッキー:だから食料品じゃないんですか?
原:そうすると、100万円の壺に飴ちゃん山ほど入ってたら、どうですか?
ジャッキー:それって明らかにじゃないですか。目的が変わってますよね。それは壺に飴のおまけが入ってるんですよ。
原:そうですね。
ジャッキー:そういう感じでしょ。だから飴を売るのに10万円の壺がついてくれてたらそうなんでしょうけど、食べ物にはありえない金額ですよね。日用品の食料品としてはありえないから、どっちかって言ったらそれは壺におまけの飴ちゃん付けてる。
原:それはどうやって区別するんですか?例えば、10万円の壺にキャビアが詰まってたら?
ジャッキー:あぁ。10万円の壺にキャビアがね。
原:キャビア、トリュフ。
ジャッキー:この辺は分からないですよね。なんなんでしょうかね。
原:区別が
ジャッキー:つかないでしょうね。
原:はい。何円だったら何とかってなってるじゃないですか。答えは最後に言うんですけど、
ジャッキー:もっといろんな質問してくれたら面白い。
原:ポテトチップス、これは何%ですか?
ジャッキー:ポテトチップス?ポテトチップスは食料品。そもそもおやつは食料品ですか?っていう分類なんかな?
原:そんな勘繰らなくて大丈夫ですよ(笑)
ジャッキー:単純に言うとスーパーに売ってるおやつの食べ物は8%。
原:そうですね、ここはさらっと8%。ポテトチップスは8%。プロ野球チップスはいかがですか?
ジャッキー:普通に8%であってほしいですけどね。
原:ですよね、10%です(笑)
ジャッキー:めんどくさいですよね。もうみんなおまけ付き辞めるんちゃいます?(笑)
原:これ、なぜかと言うと多分ね、権利金とか出てるんでしょうね。結局ね、おやつに足するお値段よりもおまけに対するお値段が高いんで、そのおまけ代
ジャッキー:その高いって、ほんまに高いんですか?
原:多分そうでしょうね、原価としてそうなっているからそれはメーカーがそう言ってるんだと思います。
ジャッキー:メーカーが?へー
原:じゃあビックリマンチョコはいかがですか?
ジャッキー:ビックリマンチョコ…
原:何とかゼウスとかカードほしいですよね。
ジャッキー:これでもその原価で言ったらおやつのが高そうですけどね。だから8%。
原:その通り
ジャッキー:面倒くさいなこれ(笑)
原:じゃあこれはみたいになるじゃないですか。実はですね、食料品代が3分の2以上だったら10%、おもちゃ代が3分の1以下だったら8%っていうルールなんですよ。分からない…ですよね。
ジャッキー:面倒くさいですねぇ。でもそんなん気にして買う人いるんかな。8%とか10%を、おまけついてるから10%やからやめとことかそんなんないですよね。
原:いないですよね。売る側がこれどっちみたいな、紹介する方として。
ジャッキー:ややこしいから原価は3分の1以下のおまけにしとこーぜ!みたいになるんですかね。
原:じゃあ、マクドナルドのハッピーセットはどう思いますか?
ジャッキー:ハッピーセットはおもちゃついてますよね。
原:ついてますよね。あれ結構なおもちゃついてますよね。
ジャッキー:マクドナルドとかで疑問に思うことがまた他にもあるんですけど、その前にハッピーセット。ハッピーセットは8%です。
原:そうですね。あれはマクドナルドの言い分としては、そんなん言ったら全部そうやんってなるかもしれないですけど、ハッピーセットはまさにおまけであって。無料のサービス品ですみたいな
ジャッキー:ハッピーセットって絶対ついてくるものでもなくて、一応いらんって言ったら貰わんくてもいいんですもんねあれ。
原:そうなんですね。僕買ったことないです。
ジャッキー:多分言ったら普通にくれるんですよ。言ったらってか、言わなくてもくれるんですよ。「どれにしますか?」って言われて、「いや、別にいりません。」って言ったら貰わなくてもいいんじゃないかな、あれ。
原:なるほど。それだ、僕が思ってた疑問のからくりはそれですね。
ジャッキー:うん、マクドナルドはそんなもん、別ですもんね。で、1個しかないわけじゃなくて、何種類もあって、そのうちどれがいいかとか
原:それですね。それがさっきのビックリマンチョコとかプロ野球チップスと違う点で、あれは強制的についてきますもんね(笑)
ジャッキー:中に入ってますもんね(笑)捲らな出てこないもんね。
原:それがそのハッピーセットは、おもちゃいらんってのが選べるから、まさにサービス品だから、全部食料品で8%ですと。
ジャッキー:はいはい。
原:ちょっとどうかな、問題になるかなみたいなのが、ディズニーランドのお土産。結構豪華な可愛い入れ物に入ってるクッキーとかね。中は大したアレじゃないけど側が凄いみたいなあるじゃないですか。
ジャッキー:あれは回りの方が原価高そうですけどね。
原:すみません、これは答え知らないんですけど、多分きっと8%に。いや、分からへんな。天下のディズニーランドやから(笑)どっちにしてくるか分からないですけど、そういう入れ物目当てみたいな。さっきの壺じゃないですけどね。入れ物目当てで売っているものとかもあって、ちょっと税率難しいなとか思いますけど、本当はさっきみたいな価格の3分の2以上が食料品であることと、1万円以下っていうことを満たせば8%でいいですよっていう風になってます。
ジャッキー:ちなみにね、さっきマクドナルドの疑問って言ったのは、買い物して持って帰る買い物したら8%ですよね、食料品。で、飲食店のサービスでそこで食べたら10%じゃないですか。マクドナルドは選べますよね、テイクアウトか店内か。これは店内で食べたら
サービスを受けた方になるんですかね。
原:そうそうそう。
ジャッキー:店内で食べたら10%?持って帰ったら8%?
原:それ、素直に思ったんですか?素朴な疑問?(笑)
ジャッキー:そう、素朴な疑問(笑)だって、レストランなのか、持って帰って食べるのか。買い物として、今日の晩御飯と思って買いに行って、買って帰って食べるやったら食料品と何が違うねんみたいに思いますよね。
原:買って帰るんは8%ですね。
ジャッキー:だから、スーパーで晩御飯買うのか、マクドナルドで晩御飯買うのか。
原:一緒ですよね。
ジャッキー:8%?
原:うん。買うときに「テイクアウトですか?店内ですか?」って聞かれますよね。
ジャッキー:聞かれますよね、はい。
原:そこで言ったことに対して、じゃあ8%ですみたいな感じになるじゃないですか(笑)で、お持ち帰りですって持って帰ろうと自動ドアの前行ったけど、やっぱりここで食べて帰ろーってそこで椅子に座ったら、どうなると思います?
ジャッキー:どうなるって支払い終わってますよね?
原:うん。
ジャッキー:え、出て行ってくださいって言われるんですかね(笑)
原:店員さん慌てて寄ってきて、2%分徴収されますよ(笑)
ジャッキー:え、そうなの?
原:うそうそ(笑)
ジャッキー:それ絶対スルーでしょうね。どうなるんですかね。そんなところまで追いかけられないような気がするんですけど、多くの人がやるでしょうね。マクドナルドなんて大体売ってるところと食べるところって、ちょっと離れたところにあるじゃないですか。奥まったところとか2階とか、販売のカウンターは結構目立つところの路面にポンと出てて。
原:そうそうそう。
ジャッキー:そしたら入り口も出口も裏からあったりするマクドナルドありますよね。じゃあお持ち帰りですって言って、そのまま上がってそこで食べるみたいな人が結構…
原:全員そうなるん違います?(笑)
ジャッキー:ね、全員そうなるかもしれないですね(笑)
原:正直にここで食べますってね、それでもうちょっと値上がりするんでね。まさにそれが食べるのと持って帰れるのを選べるところの問題で、ローソンでもそうですよね。最近コンビニでもまあまあ席があるところがよくあるじゃないですか。
ジャッキー:あれイートインは?コンビニのイートインはもう持ち帰りと一緒でしょ?
原:なんで?
ジャッキー:あそこはただ単にスペースを置いているだけで、あそこで注文して食べるんじゃないじゃないですか。だからお店の中のものを買って、持って帰らずにただ単にそこの場所を借りて食べる。
原:え、でも店内で設置してますよね?
ジャッキー:元々食べるためのスペースじゃないですやん。
原:あれ何のスペース?え、食べるためのスペース?
ジャッキー:食べてもいいですよってだけのスペースですよね。
原:えぇ!?
ジャッキー:だと思いますよ?
原:え、そんなん言ったらめっちゃややこしなりますよ。まあそもそもややこしいですけど(笑)
ジャッキー:そもそもややこしい(笑)コンビニはあんまり思わないんですけど、難しいのはスターバックスとかね。スタバなんて持ち帰り用の容器に入れといてもらって店内で飲む人いっぱいいますよね。
原:まぁいますねぇ。
ジャッキー:容器どっちにしますかって言って、店内用ですか?マグに入れますか?普通の持ち帰りのものでいいですか?みたいな
原:あれは?スターバックスの専用コップみたいなの持ってる人いるじゃないですか。これに入れてくださいみたいな。
ジャッキー:それって基本的に持ち帰りですよね。持ち帰りですけど、スターバックスって別に持ち帰りの容器のまま店内で飲んでもいいわけですよね。元々。
原:はい。
ジャッキー:途中まで飲んで途中から外で飲むみたいなっていう人はいっぱいいますよね。
原:半分だけ10%?(笑)
ジャッキー:いやいや、行動の流れでね(笑)でもそういうことが出来るカフェですよね。ああいうカフェっていうのは。元々マグとか、ああいうのに入れてくれるわけじゃなくて、どっちでも選べて、別に持って帰らなくても、店内でそのまま飲んでもいいわけですよね。ややこしいなと思って。
原:多分こうするだろうなっていうのが、そこで食べても持って帰っても、税込価格は一緒にすると思います。
ジャッキー:あーはいはいはい。
原:税込み500円だったら、定価自体は企業内で持ち帰りだったら何円、そこで食べるんだったら何円って決まってるけど、お客さんに対しては500円って、一律500円頂きますみたいな感じにすると思いますけど。
ジャッキー:うんうんうん。まぁそうしてもらった方がややこしくないですよね。お店が大変ですね。
原:ってそんな風になるんですけどね。まさにさっきのローソンですけど、よくある公園とか出店にたこ焼き屋さんとか団子屋さんとかがあって、その団子屋さんのベンチがあるんですよ。で、買ってそこの団子屋さんのベンチで食べたら10%、ちょっと行って公園の花壇に座って食べたら8%みたいなことになっちゃってるんですよ。なんだそれって感じですよね。
ジャッキー:なんだそれですよね。
原:そんな風になってて実際…
ジャッキー:これって税理士の先生らって、これあの売り上げとかを見てるじゃないですか?それめっちゃややこしくないんですか?この売り上げに対してはこれ10%ですよね、8%ですよね、みたいなやつがすっごい混在するというか。
原:そうなんですよね。
ジャッキー:食料扱ってるような会社って。
原:なので、売り上げ伝票みたいなものにはきっちり書いてくださいねって、それこそレジ打つときにちゃんと区別してやってくださいねっていうことを徹底してもらわないと、結局何も証拠なかったらなんとなくやっちゃうことになるので。まあでも税務署も指摘しにくいですけどね。
ジャッキー:はいはいはい。
原:でも根拠がない課税みたいになっちゃうので、ちょっとこれからもっと大変っていうかね。
ジャッキー:数字が変わってきたりとかおかしくなったりとかね。
原:本当にそうなってますよ。まあ正直私の中では、複数税率にしてるからね、こんなことが起こるんですけどね、こんなんきっとなくなるやろなーって。1年か2年して、きっとややこしすぎて困難なくなるやろなと思ってたんですけど、偉いさんに聞くと、自民党と公明党がやってる間は絶対なくならないって言ってました。政治として。
ジャッキー:政治力ですよね。
原:はい、そういうもんだから絶対このままあるよって言ってたんで、そうなんやっていうのが感想です。
ジャッキー:なるほど。ややこしくなりますね。みなさん。
原:今日のは、へーそんなって話聞いていただいたと思うんですけど、きっとね、まだまだ変なのが出てくると思いますので、面白おかしく聞いてるうちはいいですけど、みなさんは家計に直接影響しますから。
ジャッキー:そうですね。
原:できるだけ上がらないでほしいなと思いますけどね。
ジャッキー:思いますけどね。
おわり