江戸町85番だより第32回(2019年7月放送分)

原:先程お話した東京に何の話を聞きに行っていたかというとRPAっていうものの話を聞きに行ってきました。

ジャッキー:RPA?はい。

原:ジャッキーさん聞いたことありますか?

ジャッキー:RPAってなんや。知らない。

原:おっ、珍しい。

ジャッキー:RPA

原:はい。

ジャッキー:知りません。

原:おっ、良かった。()

ジャッキー:ははは(笑)

原:日本語に訳すとロボット化みたいな、オートメーション化みたいな感じなんですけどもね。

ジャッキー:うんうん。

原:凄いなと、知らないとこでどんどん進んでいっているな~っていうのがあるんですけども、コンピューターの発達っていうと、AIとかね、機械が考えて色々行動するようになるような学習するっていうのがそのAIなんですけども、AIとはちょっと違うRPAっていうのは作業を、パソコンで入力する、プログラムするんですけどね、そうすると色んなソフトにまたがって、全部自動でコンピューターがやってくれるっていうような感じです。

ジャッキー:はい。

原:何かちょっとよくわからないと思いますんで、どういうのかと言いますと、例えば、レジ。最近のレジの機械とかってなんでも電子化されてますんで、レジの情報とかをじゃーっとExcelやなんや、テキストや数字で吐き出せますよね。

ジャッキー:はいはいはい。

原:その吐き出したデータをポンとどっかに、決まったフォルダとかに入れると、テキストデータがそのフォルダに入ったらそれがスイッチになって、そのうち貰えてない未収の金額とかをざーって勝手に拾うんです。プログラム上。勝手に拾って、今度自分でWordを開けて未収の金額と名前とを、フォーマットのところにも自分で入れて、未収になってる人たちに督促状を印刷する。もしくは、機械でデータとして用意していくっていうような。普通だったら、例えばExcelの自動精算って、ここに100って入れたらそれが掛けるなんぼになって、こっちに答えが出ますみたいな、そういう自動の算式がありますよね。

ジャッキー:はいはい。

原:それがそのRPA、ロボット化みたいな、違うソフトにまたがって、全部その機械がやってくれるっていうような感じですね。

ジャッキー:うんうん。

原:今みたいな1個だけ言うと、ん?って感じですけども、大量になんかしないといけないときっていうのは、そういうのを勝手にやってくれるので、しかも機械ですから間違いがなく、ものすごいスピードでやってくれるので、しかもさっきみたいな自動でスイッチみたいにしておくと、例えばFAXがきたら、そのなんかを読み取ってこうするみたいなんにしておくとよなかでもFAXが来ると数字を読み取って、朝来たら欲しい仕事が出来てるみたいな。

ジャッキー:はいはいはい。

原:もちろん何でも屋じゃないので、決まった作業をプログラミングしておいたら全部やってくれるんですけど、ほんとだったら人が人海戦術でうじゃ~って頑張ってたやつを機械にしとくと全部こうやってくれると。

ジャッキー:はいはい。

原:っていうのをRPAっていうんですけどね。

ジャッキー:はいはい。

原:凄い世の中になってるなみたいな。

ジャッキー:最近ネットで商品買ったりするのあるじゃないですか。

原:はい。

ジャッキー:あんなんでもめちゃくちゃ早いですよね。注文したら注文受け付ましたっていうメールがすぐ返ってきます、その時に見積もりで、このお金振り込んでくださいねっていう案内が来る、振込をしたら振り込まれましたっていう連絡がすぐ来る、これがね、1日ぐらいで全部終わっちゃうっていう感じ、ですよね?

原:そうですね。

ジャッキー:で、最後発送しましたってくるんですよね。もう発送したんかよ!みたいな(笑)

原:そうそう(笑)

ジャッキー:これって今までやったら、注文入ってますよ~って言って

原:誰かが見てね

ジャッキー:誰かが見てね、会社が要は空いてる時間でないと確認が出来なくて、誰かが見て、で今度は入金されたかチェック

原:誰かが通帳見てね(笑)うん入ってる入ってる~って(笑)

ジャッキー:うん入ってる入ってる~ってチェックして、で入っとったから発送してね~みたいなそういう流れやったんやろうけど。それがね、めっちゃ早いんですよ。

原:まさにそれですよね。

多分そのRPAってロボット化になっているんだと思いますよね。

ジャッキー:なってるんですよね。めちゃくちゃ早いなと思って、最近。

原:それこそその今のとてもいい例だと思います。それこそ買いますっていう注文のポチっと購入みたいなボタンを押すと、決済みたいなボタンを押すと、勝手にじゃじゃじゃじゃっていっちゃうんでしょうね。

ジャッキー:これが一般消費者向けもそうだし、多分事業者間同士なんかでも結構細かなものをバーっとやり取りしているようなね、ところだったら凄いでしょうね。

原:はい。さっきもちょっと言いましたが、同じような作業をボーダーにせなあかんものは、多分すごいスピードで間違いなくやってくれますよね。凄いです。

ジャッキー:うんうん。

原:そういうことになってるっていうこともそうですし、それを知らなかったらそういうのがあるんだってのが、まあ当たり前ですけど出でようにもならないじゃないですか。

ジャッキー:早なったなあっていう実感はあるけど、何が原因でってところまでみんな考えないでしょうね。便利な世の中になったよねっていう、そんな感覚だけですよね。だと思いますよ。

原:そういうのも知ったから、なるほどこういう使い方ができるんだみたいな、じゃあ今のこの自分の仕事の中で、こういうのだったらロボットにプログラミングしてロボットにさせることが出来るなっていう考えになっていきますよね。

ジャッキー:そうですよね。自分のところの仕事とか会社とかの効率化を図ったり、一部分効率化して、その手空いたところを違うところに持っていくっていうそうすると違う考え方が出来ますよね。

原:まさにそうなんですよね。これはロボットにやらせる仕事、これは人が考えながら臨機応変にやる仕事みたいな棲み分けていくと、採用する、雇用する人少なくなってしまいますよね。

ジャッキー:はい。

原:人のする仕事が変わってくるんですけども、きっと皆さんの働き方も変わってきますよね。

ジャッキー:変わってくるでしょうねぇ。これが普及するっていうか、一般的に使えるようなレベルになってくると。

原:はい。さっきパソコンで、きっと機械でいくんだろうなと言われてましたけど、弁護士さんの相談とか自動車保険もそうですよね。言いましたっけここで。

ジャッキー:ううん、自動車保険の話はしてないと思う、ここで。

原:自動車保険のサイトとかって、なんか事故がありましたとかの、そういうのをすると、基本窓が開いて何かお困りですかとか話しかけてもらえるんですよね(笑)

ジャッキー:はい、AIアシスタントですかね。

原:あれずっと人がいると思ってたんですよね(笑)思ってたけど、よくよく考えると時々なんか違うような言葉が返ってくるようなことがあるんですよね、事故を起こしたわけじゃないですよ(笑)

ジャッキー:はい(笑)

原:半分人から聞いた話も入ってますけど、きっとあれはコンピューター、ロボ、AIなのかな、ロボットだと。ある程度こっちがこう話す言葉を想定の中に入っているんでしょうね、質問とか。それを基にそれらしい言葉を引っ張り出して、そこの機械が答えるということになっているんですよね。

ジャッキー:うんうん。

原:だと思います。

ジャッキー:ですねぇ。僕その会話のやつはやったことないですけど、チャットになってるやつはちょっとやったことありますね。AIチャット。ってのは質問の仕方も大事かなと思いました、その時に。思う答えにたどり着かなかって、僕の場合ね。あかんなあ、あかんわぁおもて(笑)結局僕の質問が悪いんかなと思たんですけど(笑)

原:まあ、機械ありきですからね(笑)

ジャッキー:だから言いたいことを言語化して、文章化できるっていうこっち側のスキルも結構いるよねっていう。

原:そうですね、それはもう相手が機械ってわかっているからそう持っていかそうとできるんですよね。

ジャッキー:いやほら、よく先生らもそうですけど相談業務の場合は相手の色んなことを引き出していって総合的に最後こういうことなんですよねって最後にたどり着くことってあるじゃないですか。最初に言ってたことと、真意はそこじゃなかったよみたいな、ありますよね。

原:ありますあります。

ジャッキー:こういうのが聞いてもらえないと言えないみたいな、どう答えていいのかわからないみたいな状態が質問側にあったらなかなか上手いこといかへんなという風に思ったなと思いますよね。

原:はい。

ジャッキー:明確な、例えば保険なんかで1番〇〇が安くつくのはどうですかと、そういう分かりやすい質問だったりとかするといいのかもしれないんですけど、なんかそれはちょっとだけイライラとなりましたね(笑)

原:イライラっと(笑)

ジャッキー:はい、イライラっと(笑)

原:はい(笑)まあそんな風に世間のロボット化みたいなのと、これからどんどん皆さんの仕事の場面で入っていくと思いますね。

ジャッキー:入るでしょうねぇ。どんどん進化してますからね。

原:こんなん言っとったなみたいなんをまた思っていただけたらと思います。

ジャッキー:はい。

原:残りの時間も少なくなってきましたけど、所得税の話をしようと思います。似たような話は前も何回かしていると思うんですけどね。つい先日奥さんが医療費控除、まあ歯の治療をしてですね、まあまあ高い値段払ってきたんですね。奥さんの弟も同じような治療をして同じくらいのお金をかけたみたいなんですけどね、奥さんが治療した値段はですね、医療費控除で旦那(私)の方につけずに自分で申告しようとしてたんですね。僕のほうが奥さんより給料が高いので、「僕のほうにつけたほうが還付多いで」というと「え、ほんまあ?」といように疑われまして() 「弟これ申告して67万しか返ってこーへん言うとったで」って言って、「それは悪いけど、弟さんと私の収入が違うから、僕で申告すると何十万か返ってくるで」みたいな話があって。そんな風にですね、同じだけの治療費がかかったとしても人によって税金の還付額は変わってくるんですよね。これってみなさん知ってるもんなんですかね? 

ジャッキー:どうなんですかね。分かってない人も多いんじゃないですかね。

原:税理士の妻でさえ全く知らない感じでしたからね。からくりといいましょうか、例えば100万円の医療費控除を使ったとして、どれくらい返ってくるのかというとその人の収入によって所得税率が違うんですよね。なので、たくさんの税金を払っている所得の高い人ほどたくさんの控除ということになるので、それに応じたたくさんの税金が返ってきますし、収入が少ない人はそれに応じた少ない税金しか返ってこないということになります。あと、医療費控除は家族誰でもいけるので、先ほどのように奥さんも収入はありますけど、同じ家族の旦那である私の方にいれてもらう方が、その税効果が高くなりますので、家族の中で一番稼いでいる人の医療費控除を使うと一番お得になるかなと思います。

ジャッキー:そうですよね、そういう理屈になりますよね。具体的にどのくらい違うの?多分そこが分からないと思うんですよ。

原:お給料が300万円までの人は大体所得税が5%なので、100万円の医療費控除を使っても5万円くらいしか返ってこないんですよね。次、年収が500万円の人が税率が10%ですので、100万円の医療費控除だと10万円ぐらい返ってきますね。次は年収が900万円の人は税率が20%、1100万円の人が23%、2000万円の人が33%、4200万円の人が40%の税金が返ってきます。

ジャッキー:同じ100万円を使っても、4200万円とかの人は40万円返ってくるっていうわけですよね。まあもちろんそんだけ多く税金を払っているってことなんでしょうけど。そういう所得の違いで返ってくる金額も変わるということなんですね。

原:そうですね、ぜひこの数字を覚えていただく方がお得かなと思います。他よりも断然わかりやすいお話になっていると思いますので、ぜひぜひ活用していただけたらと思います。子供が一人増えるとどのくらい税金が返ってくるの、得なのというのも同じような感じですよね。高校生が一人増えると扶養控除が38万円増えますので、先ほどの税率に応じて税金が返ってきますから、そんだけ得するのが増えてきます。どの控除にもこういう考え方は使えますので、商売人の方の経費とかもそうですけど、同じように考えていただけたらと思います。

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