江戸町85番だより第26回(2019年1月放送分)
原:今日はですね。あのまあ新年一発目なんですけどちょっと、税金の話ちょっと置いておいて、前回ですねこのラジオこの番組でペイペイの話。
ジャッキー:ペイペイね、はいペイペイ話しましたね。
原:しましたね
ジャッキー:はい即登録したんですけどね。
原:あの収録した日はまだ普通に使えてたんですけど。もうあの2日後ぐらいでもう満タンなりました。
ジャッキー:使えなくなりましたよねねえあっという間に無くなってましたよ、びっくりしました。
原:2割引き無くなりましたね。早かった。
ジャッキー:もうなんか放送した時に終わってたっちゅう話ですよね。
原:はいなんかこれもう皆さんにちょっと嘘じゃないけど、なんかねガセネタみたいな
ジャッキー:もう終わってるやねみたいな話で
原:いつの話してるみたいなね、なってしまったんでちょっと申し訳ないなと
ジャッキー:でもすごい勢いですよね。
原:ですよね。あれ何だったっけ何億円かですよね。ちょっともう金額も忘れちゃいましたけど。なのに。だって1週間ぐらいですよ。実際動いてたの。
ジャッキー:ですよね。
原:あれすごい。気にする人でこう執着する人はすごいんだなと。
ジャッキー:すごいですよね。早いわ。ほんとでも2日後ぐらいに僕も別に買おうと思って行ったわけじゃないんですけど、電化製品見に行って。あのAppleのね、Macなんかが使えるところがあったらしくて、たまたまMac欲しいなって娘が言ってたんで、見るだけ見に行こうかって行ったの。「いや昨日までやったらねえ、ペイペイ使えたんですよ」とか「えもう終わったん」みたいな。そこで知ったというね。
原:そこで知ったんや。
ジャッキー:でももしあれ使えてたら買ってたかもしれへんけどね。
原:ねえだってMac割り引きないじゃないですか。あれ2割引き大きいですよね。
ジャッキー:大きいですよ、Mac高いですからね。
原:そうそう高いんですよ。実はトラブル・問題になってることもあって、ご存知の人も結構いると思いますけど、あれね、皆さん何回もするんです。買って、返品して、買って、返品して。ルーレット式になってるから、何回かに1回全額キャッシュバック。だからちょっとMacとかはあれかもしれない(笑)まあでも1万円のもの買って、返品して、でもう1回買いに行って、でまたああルーレット外れたもう1回行こう、みたいな。ちょっとあかんでしょ。
ジャッキー:そんなことできんねや。あかんでしょ。(笑)返品する、すごいねその人。
原:いっぱいいたらしいんです。返品処理でその今度またカード決済じゃないですか。それがまた追いつかんで、そのシステムがちょっとトラブルになったりして。いやでもそんなん気持ちはわかるけど、したらあかんやろって。(笑)
ジャッキー:気持ちは、気持ちわかる?いや確かにねわからんことはない。(笑)まあ得はしたいわね。得はしたいけどズルはしたくないよね。
原:何回かで当たったんやと嬉しいけど、10回行ったらそら当たるわみたいな。
ジャッキー:全額キャッシュバックやったらそん時に初めて返品せえへんってやつやね。
原:そうそうそう。なんか日本人ええ人が多かったはずやねんけどな。
ジャッキー:そうですよね。そんなことでも考える人おるんやね。ちょっと言葉が出ないです。(笑)
原:そう私も聞いたときは、「ええ」って思いました。それはあかんのちゃうって思いましたけど。
ジャッキー:日本人ええ多いはずやのにっていう言葉にも、ほんまやと思った今。
原:前回そんなのあったんで、それをお伝えしたくて一個言いました。
ジャッキー:お得な話ではなかったですね(笑)
原:そうですよね(笑)感想でした(笑)ちょっと税金の話をしたいと思います。
ジャッキー:税金の話ね。面白くお願いします。
原:これねまた面白くないんじゃない。(笑)
ジャッキー:でもお得な情報でお願いします。
原:この時期ですね、12月1月に税制改正っていうのが発表されます。今回も12月に発表されて、各紙面がいろいろ解説とかしてるのがありますんで、ここでも簡単に、ちょっとだけ触れたいと思います。今年もですね、最近この数年あんまりなんですけど今年も特にまたあんまり大した解説じゃないな、みたいな感じです。
ジャッキー:っていうふうに聞いてます。
原:さすが早いです。
ジャッキー:中身はあんまり詳しく分かってないですけどね。
原:一応お得なところ、お得な改正でいくとですね、住宅ローン控除が変わります。有名なところでいくと、消費税が上がるってなってますので10%になるって言われてますから、それに対応してって言いましょうか。その分バックしようというシステムがいろいろ働いてまして、住宅ローン控除もですね、マックス10年やったのが13年になります。3年伸びるんですけどね。伸びた分っていうのは、消費税分2%上がるじゃないですか。上がった分を3年で割りましょうみたいな。もちろん1年間の限度額もありますけど、それと比較してなので一言で言うと上がった消費税分をもう1回3年で控除減額しますよ、という形ですね。
ジャッキー:それはそれでそうしていただけた方がね。
原:そうそうそう、どうせ返してもらえるんやったらね
ジャッキー:消費税上がる分しょうがないなっていう部分もあるけど、変に買い急いでっていう必要がなくなるんだったらその方がタイミングがあるでしょうから。無理して買ってもね。やっぱり大きい買い物だからね。
原:いいものをね。高い買い物ですしちゃんと納得して買いたいですもんね。それが1つ。分かりやすい。もう1つはですね、教育資金増与がちょっと変わります。これはちょっと消費税関係ないんですけども、昔この何年か前からですね、教育資金増与っていうことで1000万とかをお孫さんとかにあげることができてました。で、学費はもちろんですけどもね、大きくなってからの習い事とか趣味みたいな、どんなでも結構教育資金というカテゴリーの中に入れてくれてて増与が成立してたんですけどね。あ、非課税ですよ。大人の趣味への増与はダメになります。
ジャッキー:大人の趣味への増与、難しいな大人の趣味への増与っていうことですか。
原:ちょっと表現変えましたけど23歳以上の趣味に関する増与はダメですね。学費とか勉強代とかはいいんですね。学校代とか。
ジャッキー:今までは23歳以上の人でも教育資金って認められてたんですか。
原:そうですよ。
ジャッキー:そういうことなんですね。
原:趣味みたいな、パソコン教室行きますとか、そんなんも全部行けてたんですよ。多分趣味と勉強の境目がないですよね。習い事とか全部行けてたんじゃないですかね。
ジャッキー:というか社会人やねんからいらんやろって感じですけど。
原:でもね日本人は多いんですよ。習い事をしてる人が。
ジャッキー:習い事はね、自分のお金でいけよという話。そういう意味で。
原:そういう意味では、資産化の節税対策ですかね。
ジャッキー:なるほどね。お金をたくさん持ってる人はいっぱい習い事させて、増与でね、できてたわけですね。それがダメになる。
原:趣旨からいくと、当たり前かみたいな感じはありますけど。
ジャッキー:これじゃあ15歳とか16歳とか、学生さんの年齢に習い事はOKなんですか。
原:いけますよ
ジャッキー:何でも?パソコン教室・水泳・ダンス・ピアノ全部OKですか。
原:全部OKですよ。
ジャッキー:それはOKなんですね。年齢で縛られる部分が大きくなったという。
原:その趣味みたいなやつは。学校は全部いけます。
ジャッキー:25歳でも大学まだ行ってたらいけるということですよね。学費はね。
原:そんな感じです。もうね、目玉それぐらい。あとはね、もうちょっと専門的な事業用資産をさっき増与しても大丈夫とか、空き屋を売っても控除が3000万付きますよとか、もうちょっとマニアックな普段みなさんなかなか普通の方には当てはまらない。ごめんなさい、一個大きいの忘れてました。ふるさと納税。
ジャッキー:いつもよく言ってるふるさと納税。
原:ふるさと納税がなんと、返礼品の限度額が3割以下と指定されてしまいました。
ジャッキー:いい話か思たら違いますやん。逆。(笑)
原:ダメなんすよ。
ジャッキー:制限された。
原:はい。前は7割8割のものもありましたけど、
ジャッキー:めっちゃ返ってくるって聞いてましたね。
原:そうそうそう、ちゃんと選べばお得なもの沢山ありましたけど、3割。しかもそこの地域、市区町村の地場産品のみとなりました。
ジャッキー:地場産品だけじゃなかったんですか今まで。
原:そうなんですよ。
ジャッキー:みんな知ってるでしょうけどね。でもなかったんですか本当に。そうじゃなかったんですね。
原:アマゾンの商品券金券みたいなものありましたし、旅行券とかもありましたし。
ジャッキー:もともとでもふるさと納税ってふるさとのものを利用するような主旨じゃなかったでしたっけ。
原:その地域の活性化のためにPRも含めてそういうのを返礼する予定だったはずだったんですけど、だんだんお金集めの競争になってきちゃいましたよね。
ジャッキー:そうか。ふるさと納税の市区町村の市区町村のそっち側が結構世相なかったわけですね。
原:そうですね。たぶん2、3年でこれはすごいな潤うっていうのが分かったんでしょうね。
ジャッキー:お金集めのためにいろんな、自分のところにもないものをどんどん出したと。
原:さすがにアマゾン券はあかんやろと(笑)。。どっか速攻で怒られてましたけどね。どっかの市区町村、たぶん一番最初にやったとこは怒られてたんですね(笑)。指導が入ってましたね。
ジャッキー:ダメになったんだ、残念ですね。
原:これは6月末だったかな、末までは今のままでそれ以降は新しいのができますから。
ジャッキー:かけ込んで今は
原:1、2、3、4、5ぐらいしっかりええやつを
ジャッキー:注文しましょう。注文しましょうちゃうねんね
原:カートに入れていってください
ジャッキー:注文ちゃうねんねほんとはね
(20:17から)
原:はい次もですね税金の話を。えっとですね税務調査に絡めてみたものもありますけども、経費になるかどうかという話をちょっとしたいと思います。税務調査になったときにですね、言い訳ができるものとできない、しやすいものとしにくいものっていうのがあります。よくある見解の相違とかいう言葉は聞くと思いますけども、なんでもかんでも見解の相違って使えるわけじゃないんですよね。っていうのは例えば印紙ってジャッキーさん分かります?
ジャッキー:はい。
原:印紙、切手みたいなものを契約書に貼ったりするんですけど、あれが貼ってあるか貼ってないか、貼ってなかったらダメなんですけどね。っていうのは間がないじゃないですか丸かバツかしかない。これ貼ってないからこれダメですねって言ったらもう言い訳のしようがない。貼り忘れたんですって言っても貼ってなかったらアウトじゃないですか。そういう丸かバツか、白か黒かはっきりできるものは逃げようがない。逃げようがあるものってどんなんか見解の相違って言えるものって例えばどんなみたいなのがありますか。
ジャッキー:例えば…見解の相違
原:ジャッキーさんが言われたやつでもいいですよ。
ジャッキー:言われたことないな。見解の相違はございません。
原:正当な申告をしてるわけですね。
ジャッキー:いやいやえっとどうなんやろ例えば、どんなシチュエーションどんなんでもいいんですか。
原:なんでもいいですよ。実はたくさんあります。色々あるので多分1個言ったらそういうのか、って分かると思いますけど。
ジャッキー:何やろそのザクッと言われるとふっと出てこないですね。
原:わかります。微妙なやつは例えば交際費、食事ですね。このレストランに行った10万円の領収書、これは経費じゃダメですって言われたとしてそれって本当に仕事に使ってんのか、自分で趣味で食べに行ってんのかって分からないじゃないですか。誰も証明できないので嘘言うかもしれませんけど、事実を言って事実が経費の妥当性があればそれで通りますんで。そういうのが見解の相違です。自分とお付き合いしてる〇〇さんとこういう話をしたんだって主張しても、それはちょっと遠いから関係ないでしょって言われてしまうのか、あーなるほどそれやったら仕事用ですよねじゃあいいですってっていうような、言い訳次第で黒にも白にも転ぶものっていうのがいくつかあります。
ジャッキー:確かにね。
原:交通費とかもそうですね。どこに何しに行った為の交通費なのかとか、研修とかもそうです。英会話習いましたってどっちやと思いますか。
ジャッキー:どっちでしょうね。仕事上英語使うか使わないかみたいなのもあるでしょうねきっと。
原:基本的にはどっちかいうと黒に近い方です。ダメな方なんですけど、でもどうしても外人さんのお客さんがとても多くなったから実際そういうの使ってるっていうことを証明なり立証できたら、それは多分通りますよね。そんな感じのがあるんですけど、例えば高級車、2000万の車を買いました。これはどっちだと思いますか。
ジャッキー:基本的にはノーでしょうね。NGに近い方でしょうね、黒い方に近い方でしょうね。
原:何でですか。
ジャッキー:そんな高い車がなんでいんねんっていう話じゃないですか。
原:でも仕事に使ってますよ。
ジャッキー:仕事に使うのになんでいるんですかっていう話。
原:通勤するのに。
ジャッキー:通勤するのにそんな高い車いるんですかって。
原:これが頑丈でいいんですよ、この車が。
ジャッキー:そんな危ないとこ走るんですか。
原:どこで事故に遇うかわからないじゃないですか。会った時に死なないように、身を守るため会社を守るために、この頑丈な四角い戦車みたいな車が。
ジャッキー:必要なんですか。それで通るっていうことなんですか。通ることもあるってことですね。
原:そうですね。そんな速いのいらんやろって思いますけど。
ジャッキー:そうですよね、でも実際はそれで経費でおとしてるみたいなところがありますもんね。
原:結構車は甘いですね。じゃあアルマーニのスーツ100万円はどうでしょう。
ジャッキー:それもさっきと一緒でしょうね、車とほぼほぼ感覚一緒じゃないですか。別にほら、一着のスーツになんで100万円のスーツがいるんですかって、見たくれ例えば変わらないわけですよね。分かる人にしか分からないわけですよね。100万円のわけですよね。
原:じゃあ何円やったらOKで何円やったらアカンのですか。
ジャッキー:っていう話じゃないですか、さっきの車と一緒ですよね。だからどっちゃだっていいわけですよね、言い訳さえちゃんと通ればいいって話ですよね。
原:じゃあそのアルマーニのスーツが経費になるよってどんな言い訳になると思いますか。
ジャッキー:僕そんなよう言いわけしません。でも例えば、そういった方々とのお付き合いがあるとか、そういう場所に行った時にやっぱり恥ずかしい思いをするとか、やっぱり同等で仕事をしたいと。そのためにはやっぱりそういうものが必要ですみたいな、そういう場所をちゃんと行ってるという理由付けをするかもしれないです。
原:結構さらっと出てるじゃん、言い訳が。京セラの社長やったかな間違ってたらすいません。良いスーツを家から着ていくんじゃないですね。ずっと職場の社長室とかに置いてて家から普通の服で来て、ここでこれに着替えるんやって言って、帰る時に着替えて帰るんやって言うと、実際そうやって置いてるっていう証拠というか現場を見せると、それはダメですよ言いにくいですよね。
ジャッキー:仕事でしか使ってないってことですよね。
原:そういうもうちょっと小さいところで行くと、例えばメガネとかもこれは職場でしか使わんからこの職場のいつもこの前のパソコンのところに置いてるんや。ごっついメガネやったとしてもそこで使ってるという風にしたら高いものでも通ってしまう。それも結局言い方次第、言い訳次第そういうのがいくつかありますんで、デモ調査でいろいろ言われたとしてもそれなりの言い訳それがいるんだそれが有効なんだっていうのをちゃんと言葉で用意しておく必要がありまして、色々言われた時にわかりましたじゃあそれ修正しますってシュンとなってしまうような税理士さんでは全然戦えてない。
ジャッキー:なるほど、じゃあ原先生戦う税理士ということで戦ってくれるわけですね。
原:そうですありがとうございます。うち、芦田会計事務所は戦う税理士、事務所でいつもやってますんで。
ジャッキー:困ったら戦うために原先生に相談してみてください。
原:戦う時はぜひ来てください。以上です。ありがとうございます。