江戸町85番だより第19回(2018年6月放送分)
原:ちょっと相談事例多かったんですけど、今日は知って得するに戻りたいと思います。
ジャッキー:はい。相談事じゃないんですね。
原:そうですね、はい。あの、ジャッキーさんはお給料制ですか?普段は。
ジャッキー:ううん。お給料制の部分と、事業所というか、報酬制の部分と。2つ3つみたいな感じで。
原:ジャッキーさんそのお給料の事聞くんですけども、お給料からいろんなもの引かれてると思うんですけけど、どれくらいが手元に支給されてるかって、
ジャッキー:あー、総支給額からってことですよね。手取り?大体3割ちょっととかそんなイメージかなー。
原:そうですね、皆さんお給料の多い少ないによりますけど大体そんなんだと思います。少ない人はね、2割ちょっととかで済んでるかもしれないですけど、まあ大体2割から3割くらい。ですね。皆さんご存じですかね?ご自身がどれくらいなのかってね。
ジャッキー:まあイメージだけはね、なんとなくはあるよ。このぐらい減ってるんだろうなって思ってるんですけど。しゃーないなーくらいにしか思ってないと思いますよ。
原:まあそうですね、実際何引かれてるかもわからへんけど、
ジャッキー:どれにどのくらいまでわかってないけど、これはしょうがないものなんだろうなという感じだと思いますよ。
原:まあしょうがないはしょうがないですけどね、所得税と住民税と厚生年金と健康保険というのが引かれてる。あと人によっては財形とか貯蓄ですね。が引かれてたりします。ですね、今日のお得な話は非課税ということについてお話したいと思います。
ジャッキー:非課税。
原:先ほどいろいろこう、お給料もらって、なんか引かれて、で手取りがって言いましたけどもこれは課税されてるから一部税金として取られてると。課税されてるとなるんですね。
ジャッキー:課税されてるね。
原:で今日は非課税という言葉で税金かかりませんと、なんとわくわくする言葉じゃないですか。
ジャッキー:いや、課税されないってありがたいですよね。
原:うれしいです。あの、税制ってものすごく細かくてですね、「こんなものに課税されるの?」「これは非課税なの?」みたいなたくさんあるんですけども。そのうちの非課税、わくわくする話をしたいと思います。
ジャッキー:はい。
原:最初にまあ、お給料簡単なとこから行きますと、交通費。通勤費ですね。通勤費お給料と一緒にもらってると思うんですけどね、あれは非課税です。わくわくしますか?
ジャッキー:それはねなんか、交通費使わなあかんからしょうがないやん、それ税金引かれたら計算できないでしょみたいな、ね?
原:それはわくわくしないと思ってました。まあ実費ですからね。当たり前という感じはあると思うんですけど。でも税金の世界ではもらったもの全部課税っていうような一応ルールにはなってます。
ジャッキー:要は人さまからもらうものはすべて課税。人だけじゃなく会社とかね。
原:自分の財産が増えたようなものは全て課税ですね。で、まあそのなかでこれは税金かかりませんよ、ということでまあ交通費は非課税。まあわかりやすい例なんですけども、ほかですね、お給料じゃないとこもお話したいと思うんです。えーと、高齢の方はご主人が亡くなって年金貰われたりという方もあると思うんですけども。年金って税金かかってると思いますか?
ジャッキー:年金ですか?
原:年金って一言で言ってもいろいろありますけども。
ジャッキー:ここは今の話からすると、かかってるんでしょうねって答えたほうがいいんですよね。
原:あ、そうですね、はい。
ジャッキー:すべて課税ですから。かかってるんでしょうね。
原:そうそうそう。さすが。基本的にもらったものは全て課税ですから、年金っていうのは課税です。ほんとは課税です。でもですね、中には非課税の年金、もらっても非課税というものがあります。
ジャッキー:はい。
原:で、それがあのさきほどちょろっと言いました、高齢の方でご主人様亡くなったりしてると、えっと遺族年金というのがあったりします。それってたぶん当事者の方、もらってる方気づいてると思いますけど、そんなんてたぶん申告したことないと思います。
ジャッキー:はい。
原:実は遺族年金というのは非課税なんですよね。税金かからなくて済んでます。
ジャッキー:高齢の方だけじゃなくて子のいる妻というのでも遺族年金がもらえるじゃないですか。
原:はい。
ジャッキー:ああいう、そっちの遺族年金も同じような扱いですか?
原:それは旦那さんがいなくて、
ジャッキー:そうそう、旦那さんがいなくてもらえる。
原:そうそう、高齢ではなく配偶者がいなくなって残された方がもらう遺族年金は全部非課税ですね。
ジャッキー:はい。そういうことですね。
原:そういうのも非課税ですし、あとは障害者になったからもらえる年金も非課税です。
ジャッキー:はい。
原:なかなか障害者に該当している方は少ないと思いますけど。
ジャッキー:まあ、事故でという方もいらっしゃりますしね。
原:そうですね。
ジャッキー:ご病気でという方もいらっしゃるでしょうし、はい。
原:そういう年金も非課税ですし、あとはですねこれは一番皆さんに近いかもしれないですけど、失業手当。
ジャッキー:失業手当。
原:はい。失業保険とかああいう聞き方しますけど、あれもお金貰っているけど税金かかってないんですよ。
ジャッキー:はい。
原:あれですね、こうやってずっと言っていくだけだと面白ないですね。何の話やったっけ。
ジャッキー:その、そもそもたぶんですけどお給料もらっている人ってまず税金は引かれているってうすうすわかっているし、なんか引かれているんだっていう認識はあるんだと思うんですけど、もらえるお金は引いた後のお金なのでたぶん申告するという事すらわかってないんじゃないんかな。ほとんどの人が。だから、年金貰おうが何々貰おうがその貰ったものに対して申告せなあかんねんでっていう事自体じゃなくて、もらったものは引かれたものだと認識してもらっているんじゃないんですか。
原:なるほど、そうですね。鋭い。そうやな。
ジャッキー:だから逆にいつも会社からもらうお金は申告しなくても会社が代わりに収めているから払わなくていいだけで他からもらったやつは本当は全部申告しないといけないという事すらわかってない。
原:まさに的を得た答えですね。そうですね。そうか、私は職業病ですよね。なんでも申告せなあかんって思ってる方から入っているから今見たいな話になるんですね。
ジャッキー:たぶん一般の方は申告せなあかん事すらわかってない。
原:そうですね、はい。
ジャッキー:でも、申告しなくても済んでるって話が結構あるじゃないですか。
原:うん、はい。ありますね。
ジャッキー:なんかたぶんほとんどのやつは全部申告しないといけないんですよ。でも申告しなくても申告しろよって言われなくても済む場合があるんですよ。
原:ありますね、はい。
ジャッキー:そんなこと言うたって申告せんかったでっていうのがあると思うんですよ。
原:あ、そうそうなんも言われてへんからこれでええねんって思っている人もたくさんいますからね。まあそうですね、わかりやすいのでいくと、例えば不動産持ってて駐車場を貸してて、駐車場収入とかが入ってきたとしてそれってお給料じゃない別の収入が入ってくるので基本的にさっき私がお話しした収入は全部課税ですよ、税金は申告しないといけないですよとなると、ほんとは全部確定申告しなくてはいけないことになりますね。本当はそれが基本ですね。で、ただ特別ルールとしてお給料以外で、年間一定金額以内は確定申告しなくていいですよというルールがあります。それがなんと年間20万円。なので皆さん知らない間に過ぎて行ってる20万以内だから多めに見られているのがきっとたくさんありますね
ジャッキー:あと、あの株取引なんかやってて打ったら前より儲かった言う話ありますよね
原:あーありますね
ジャッキー:本当はこれも深刻ですよね、儲かったばあい。
原:またややこしいところいきますね
ジャッキー:ややこしかったか。
原:本当はそうです。儲かった分、結局そこも儲けなのでそこも確定申告なんですけど、最近は特定口座にというのになっているので、それこそ証券会社が代わりに申告してくれているので、
ジャッキー:もうほとんど特定口座選んでますよね皆、めんどくさくなくて済む。
原:あれは全部やってくれるのでいい制度やなと思いますけど、それはそれで知らん間に課税されている。証券会社のお話でいうと、非課税、NISA口座って聞いたことありますか。
ジャッキー:NISA口座ね、はい。ちょっと前に話題になってまた最近ももう少し広がりましたよね。
原:そうですね、はい。基本的にどういうものかというと、NISA口座を通してNISA口座で買った株に対する税金はかかりません。非課税、というような口座があります。
ジャッキー:だから儲けたものが非課税なんですよね 。
原:そうですね、これすごい大きいですよね。最近私たちの間で話題のインドへの投資。これ一応10倍とか20倍とかになるといわれています。でも20倍になってもその20倍の儲けは全部税金がかかりません。
ジャッキー:そうですよね、インドに期待ってかんじですよね。
原:そうですよね。まあそんなNISA口座はお得な非課税口座もあります。使っていただけたらと、あとは保険も結構非課税ということになってますよね。保険金というのはあるんですけど。
ジャッキー:保険非課税、うん。
原:私がお話ししたいのは、みんな当たり前やんって思うかもしれないですけど、給付金ですね。ケガして手術給付金が出たとかそういうのは非課税なんですよね。
ジャッキー:そうですよね。
原:あれですね、全然ワクワクしませんね。
ジャッキー:ていうか、そもそも課税されるという頭がないんじゃないかな。
原:あのーそうそうそう、さっき言ったなんでも、基本的になんでも課税ですよというところから入ってるからこんな話になってるんですよね。
ジャッキー:でも非課税なんですよね。でも、あの非課税は非課税だということを知っておかないと損ですよね。
原:そうですね。気持ちが得した気持ちにならないですよね。みんな体を痛めてもらうお金だから当たり前だっていうほうが強いかもしれないですね。なんで払わなあかんねんみたいな。
ジャッキー:そもそも課税だっていう、他からもらったものが課税だという考え方が理解できてない可能性が高いです。
原:今日のテーマ、持って生き方が失敗だった。
ジャッキー:いやでもそうなんですよ。全部課税のはずなのに、課税されないものとしてあるわけですよね。
原:そうですね。
ジャッキー:だから保険とかは入院保険とか怪我の保険とかに入っとって例えば病院にかかって、治療して、でも治療費は個人負担ですよね。でも、あとで保険金請求すれば、給付金請求すればもらえますよね。
原:もらえますね。
ジャッキー:これって、保険入っててよかったなって話ですよね。
原:うん、はい。
ジャッキー:場合によっては自分が負担したやつよりたくさんもらえる場合がありますよね。
原:ありますね。
ジャッキー:でも、それは丸儲けなわけですよね。
原:そうですね、非課税ですからね。
ジャッキー:非課税ですからね。いや保険入っとってよかったよねって。
原:そっちでよかったねって。
ジャッキー:そうそうそう、やと思いません?
原:儲けてよかったねって。
ジャッキー:いや、儲けてよかったねっていうか、たくさんもらえてよかったね、それに税金かからないのであれば丸々もらえてよかったねって。ややこしくもないし。
原:あの、私はお得だなと思うんですけど、伝わるかなっていうのはあります。で、あのよくですね漏れがちなのが、満期保険金、保険が満期になってもらえるとか解約したのとかですね。あれは本当は課税なんですよね。もらってね増えて得した分は課税なんですけど、でも実はそうなの、そんなの申告したことないでって人が多分多いと思います。それもですね儲けに対して、儲け額がですね年間50万円まででしたら申告しなくていいというルールがありますのでね。20万とはちょっと別ですけどね。これに関しては50万まで税金かからないよというのがあるので多少増えても全然大丈夫です。特にねこの低金利の時代なかなか50万増えるなんてないですよね。満期とか解約で。
ジャッキー:そうですよね。そうですね、50万も得したというのがね、なかなかないですよね。昔はあったんですけどね。
原:そうですね、ありましたね。郵貯の7%、8%のときとかね
ジャッキー:その時の養老保険とか倍になったみたいなのがありましたよね。
原:10年で倍みたいな感じでしたからね、あの時は。
ジャッキー:72の法則ですね。
原:いっぺんここでも話しましたよね。あれいいんですけどね。で、あのえーって話をちょっと、ギャンブルの馬券とかですね、あれも税金がかかるんですよね。当たり馬券ですか?
ジャッキー:当たり馬券に税金はかかる。
原:かかります。よくあるあの大穴何百倍、何千倍、あれも税金かかります。あれはほんまは申告しないといけないパターンですよね。
ジャッキー:あれみんなしてるんですかね?
原:してないのかな。私競馬しないのでわからないけど、あんまり、、
ジャッキー:申告せんかってんもばれへんのちゃうっていう頭があるんだけど、馬券買うときどこどこのだれだれですって買わないじゃないですか。券売機で。
原:あーほんまですね。
ジャッキー:ただ、高額の当選した場合は書くんですかね?もらうとき。
原:そうそうそう、宝くじとかも。
ジャッキー:宝くじも別でもらいに行かないといけないですからね、自分の身分証明もってもらいにいかないといけないですよね。
原:ばれますやん、それ。
ジャッキー:そうか、そこでばれるのか。
原:宝くじも本当は課税なんですけど、宝くじに感じては制度上実は買うときに課税されてるみたいな感じなんで、形上の非課税みたいになってます。
ジャッキー:でも、馬券はダメですよね。
原:なんで、馬券ね、えらいの当たった人はぜひ申告がいると思っていただければ。
ジャッキー:一時所得ですか?
原:そうですね。
ジャッキー:じゃあけっこうかかりますね。
原:そうですね、一時所得というカテゴリーになりますね。
ジャッキー:なるほど、はい。
原:ちょっというとふるさと納税もですね、ものがもらえてお得だっていうてますけど、山ほどもらえるすごいお給料稼いでらっしゃる人もらいすぎるとあれも実は一時所というカテゴリーになりますので、課税になります。馬券50万円以上もらった人は課税ってなるので、そんな沢山稼いでらっしゃる方は気を付けてください。
ジャッキー:はい。
原:はい、今日はそんな感じです。