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2012.08.08

こんにちは。神戸相続サポートセンターの岩男です。

私の地元長崎では、8月15日に

精霊流し（しょうろうながし）が行われます。

精霊流しと聞くと、しめやかな情景を想起されるかもしれませんが

長崎の精霊流しは、実はとてつもなく騒々しいです。

 精霊船を港へ曳いていく道中、

凄まじい量の爆竹が鳴らされます。

魔よけの意味があるのだと思いますが、

とにかく派手に鳴らします。

手に持ったまま鳴らしたり、空に投げたり

数百個が入った爆竹の箱ごと火をつけ

轟音と共に巨大な火煙が上がることもあります。

 あたりは、爆竹の煙が充満しています。

 道路には爆竹のかすが降り積もります。

参加者も観覧者も、みな耳栓をしています。

何も知らずに長崎の精霊流しを観に行けば

度肝を抜かれると思います。

初盆を迎えた故人の家族の方などが

精霊船に故人の霊を乗せてあの世へ送るのですが

こんなど派手な送り方をするのは

長崎の人なりの

故人の悼み方なのだと思います。

いろんな形の悼み方がありますね。

岩男でした。 

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