パソコンその4 神戸相続サポートセンター オークラ
2013.06.13
自転車旅行ネタばかりでマンネリ化してきましたので、今回から他の話題にも触れていきます。(と言っても去年のパソコンネタの続きですが・・)
さて、皆様ご存知だと思いますが、windows XPのマイクロソフト社のサポートが2014年4月9日で終了いたします。
→ https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/default.aspx
これは何を意味するのでしょうか?
現在、悪意を持った第三者が世界中のネットワークに接続されたパソコンや個人情報を狙っており、セキュリティ上の脆弱性を狙った攻撃を日々繰り返しています。この状況の中で、もし新たな脆弱性がwindows XPで見つかったとしても、OS側で対策されないということです。
もちろん導入しているであろうセキュリティ対策ソフト(ウィルス〇スターとかインターネット〇キュリティとか)である程度の対策はできると思います。ただ、OSそのものが脆弱な状態なので、かなりのリスクが発生することになるでしょう。
また、現在も40%のユーザーがXPを使用しているという状況から考えると、サポート終了後のXPを狙い撃ちされる可能性も大いにありえると思います。
企業にとっては、XPの機能で特に困ることはないでしょうし、OSの移行において業務で使用するソフトや機器の動作検証に時間と手間、コストがかかります。従ってOSの移行は遅々として進まないのが現状ではないかと思います。
このような状況の中、当事務所では、XP登載パソコンを順次アップグレードしていってます。コストも手間もかかりますが、お客様の大切なデータをお預かりしていますので、セキュリティに万全を期すのは当然のことですね。
ところで、私の自宅のパソコンはというと、私と長女がXP、次女は昨年買い替えてウィンドウズ7を使っています。この2台のXPをどうしようかというのがテーマです。
長女はもっぱらスマホで、パソコンはほとんど使っていないので、全く無頓着。
私はというとネットバンクを利用したり、ネットショッピングをしていますので、データの流出は非常に怖い所です。
そこで考えられる対策ですが、
① ネットの利用を極力控えて、多分大丈夫だろうとXPを細々と使い続ける。
② ウィンドウズ8の最新パソコンに買い替える。
③ パソコンはそのままで、OSをVISTAか7か8に載せ替える。
流石に①の選択はないですねえ。今後ネット利用は増えこそすれ減ることは考えられませんし、銀行のパスワードとかカード情報が漏えいすると大変なことになる。①はあっさり却下です。
②はどうでしょう。これが一番簡単な方法です。今のパソコンは5年も使っていることですし、買替時かなあと思います。ただし、コストがかかる。パソコン本体は最低クラスで4万円位から手に入りますが、メモリの増設やハードディスクを大容量のものに変更するとかいろいろしていると際限なくコストがかかっていきます。
それに今のXPパソコンで特に不満はないですしねえ。昨年メモリの増設とか手を加えていますし。(過去ブログ参照してください。) また、 ネットとメール、エクセル、ワードぐらいしか使いませんので、あっさり買い替えるのはいかにもメーカーに踊らされているようなので、今一おもしろくありません。悩んだ末②も却下です。
③はどうでしょうか。OSのインストールは面倒ですが、今のパソコンは最近結構いいかげんな使い方(固まるとすぐ電源コードをひっこ抜く等)をしているので、IMEの調子が悪く、英字半角入力ができなかったり、付いてもいないフロッピーディスクを認識している始末。いずれにしてもOSは再インストールする必要がある状況なので、手間はほぼ同じです。
ハード面を見てみると、OSは当然重くなることでしょうし、キビキビした動作は期待できそうもありません。従ってハードの改造をしないといけないでしょうね。幸い私のパソコンはメーカー製ですが、結構改造しやすい機種ですし、パソコンいじりは趣味みたいなものですので、問題ありません。(10年ほど前までパソコンは自作していました。)
手間の問題はないとすると、低コストでできるのは魅力です。最近ネットのスピードが気になっているので、余った予算で無線ラン環境の再構築を行うこともできますし、無線マウスとかテレビチューナーボードとかほしいものもいろいろありますしね。
ということで、晴れてこの案に決定です。
次回以降OSの移行、パソコン改造を順次レポートしていきたいと思います。
(続く)
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