自転車旅行その12 神戸相続サポートセンター オークラ
2012.11.20
2006年の11月に和歌山県の串柿(干し柿)の里を日帰りで走った時のレポートです。6年前の話ですが、実はこの年、大学卒業以来、何十年かぶりに自転車生活に復帰しました。それまでは運動らしきものは一切してなかったので、不安はありましたが・・その後暇を見つけてはサイクリングを楽しんでいます。
それでは、どうぞ。
大阪の和泉府中駅に7時48分に到着。あいにくの曇り空、降雨確率は20%。何とかもってくれるといいんだけど。今回は国道480号線鍋谷峠を越えて和歌山県へ入ることにした。和歌山は、天気のいい日には神戸から大阪湾越しに見えているが、いざ行くとなると意外に遠く、ほとんど行ったことがない。そう、まだ見ぬ風景に心がはやる。
自転車を手際良く組上げ、8時20分に出発する。 車を避けて府道226号線、古い家並みが目立つ。旧街道のようだ。じわじわと登りが始った。今日は670mの峠を越える。100m程稼いだと思ったら下り。おい、おい、せっかく上ったのに下るのはやめてくれー!それから延々と上りが続く。それ程きつい坂ではないのだが、まだ足も息も続かない・・峠まで残り5kmの地点から、なんと70分もかかり、ようやく鍋谷峠に到着する。
押しこそなかったが、ちょっと走っては休みの連続だった。まだまだ本格的な峠越えは無理のようやね。足はほぼ使いきったが、後は下りと平地、なんとかなるだろう。しかし、そう思ったのはつかの間、進行方向を見るとまた上り坂!鍋谷峠からは国道をはずれて、串柿の里に下る予定だったのだが、明らかに登っている。一瞬国道を普通に下ってから、串柿の里に登った方が楽かもと思ったのだが、結局予定どおりに行くことにした。(結果的にいい判断でした。)
しかし、きつい。峠道より、勾配がきつい。気力も萎えてたところで、とうとう押す。後は押しの一手だ。学生の頃は押したことは一度も無かったんだが・・(ホントです・・) しかも少し太ももも痙攣してきた。やばいな~と思いながら、もう少しで頂上だろうし、登りきったら紀の川までは、下りonly。紀の川沿いには、鉄道も走ってるし、なんとかなりそうだ。
最悪の場合でも対処できそうなので、気を取り直してグイグイ押します。脚力より腕力の方が先に鍛えられるかも・・ようやく最高点に着いた。ほのかに柿の匂いもする。
さあ、後は待ちに待った下りだ。かなり急な下り、前傾姿勢も疲れるほど。しかし、随分山深いところまで来たもんだ。まだ串柿は見えないなー、どんどん風を切って進みむ。ようやくオレンジ色が目に飛び込んできた。串柿の里に着いたようだ。あちこちに柿、柿、柿。この季節にしか見れない風景。紅葉の時期とも重なり、晴れていれば、もっと冴えたことだろう。
(続く)
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