相続全体の流れ

相続が発生した後は、通夜・葬儀・法要、お香典返し、納骨、挨拶状の作成など仕事がたくさんあり、どれも大切なので手を抜くわけにはいきません。

これらをこなすのに相当な気遣いと時間を費やしますし、同時に相続手続きについても進めていく必要があります。

相続手続きには、市役所、銀行、法務局等にあらゆる申請をすることになり、大変な作業となりますので、きちんと把握することが最も重要です。

相続の流れ注意点
死亡(相続開始)
葬儀の準備・死亡届の提出
死亡届の提出期限は7日以内

葬儀

初七日法要
遺言書の有無の確認
遺言書は家庭裁判所の検認
※公正証書遺言は検認不要

四九日法要
相続財産・債務の概略調査
相続放棄・限定承認の検討
(期間は3ヶ月以内)

相続放棄・限定承認の手続き
相続人の確認
戸籍を取り寄せて調べます

所得税の申告と納付
(4ヶ月以内)
相続財産・債務の調査
相続財産の評価
相続財産目録の作成

遺産分割協議
(49日をめどに始める)

遺産分割を協議
相続人全員の実印と印鑑証明
納税の方法、延納・物納の検討

相続税の納付
(10ヶ月以内)
税務署に申告・納税

遺産の名義変更手続不動産の相続登記など
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この記事の監修者
原 崇浩
(税理士・行政書士)

現在は、税理士法人芦田合同会計事務所で社員税理士、行政書士法人神戸相続サポートセンターで代表社員として活動。

日々顧問先様の税務相談のみならず、お金の問題や経営アドバイスなど幅広い相談に対応している。また、相続サイトからの普段接点のないお客様の相談も対応し、多くのお客様の問題解決に励んでいる。

またインターネットラジオRadiCroにおいて『江戸町85番だより』という番組を担当し、相続に関するトピックや、経営・税務に関する情報をリスナーに提供し、多くの方々に専門的なアドバイスを届け、信頼を築いている。

資格取得:
2004年税理士資格を取得、
2009年行政書士資格を取得

相続発生後に至急やるべきこと

今から備える生前対策

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